こんにちは。
前回の投稿では、3年間続けてきた社労士講座から決別したこと、また、新たに社労士講座を選択する際に重要視したポイントについて、述べました。
講座を変えた理由としては、表面上の理由は飽きてしまったということですが、決して、講座の中身が悪かったわけではありません。
もとはと言えば、私が悪いんです、勉強の仕方が・・・。
最大の油断・・・それは長きにわたる人事経験
簡単に言うと、人事経験があったということが油断につながったということです。それもそれなりの年月において経験がありました。
・就業規則かあ、10人以上いるかどうかは、事業場単位で判断だよな。就業規則を変更するときは、代表する者の意見を聴けばよいのであって、同意まではいらないよね。
・安全衛生委員会は月一回やっているし、産業医の先生にも来てもらっている・・・そもそも、自身も衛生管理者に選任されているし。
・労災が発生したら、5号用紙の記載をしてもらおう。また、健保で受診しないように注意を促そう。
・アルバイトの大学生を雇用したが、昼間学生なので雇用保険の被保険者になれないよね。
・退職者への退職説明を明日開催するけど、任継の申し出締切日は、退職日の翌日から20日以内だよな。
・厚生年金の標準賞与額は1,500千円が上限だから、1,500千円以上の賞与支給の社員の場合は、1,500千円を基準に、厚生年金保険料の会社負担分を計上しよう。
・〇〇県の最賃が来月から上がるので、アルバイトの時給を上げよう。
もちろん、全ての業務を経験していたわけではないので、それについては、しっかりと勉強したつもりでしたが、特に経験している領域は、ついついテキストを読み飛ばし、過去問もさらっと流したりするんですね。
連続して社労士試験が不合格した根本の原因は、油断に基づく質の悪い勉強だったと、改めて分析したのです。