こんにちは。
皆さんもそうだとは思いますが、私もよく電車に乗ることがあります。
ぼーっと車窓を眺めながら椅子に座っていることもあったり、仕事での移動であれば、打ち合わせ資料の再確認であったり、本を読んだり、資格試験の勉強をしたり・・・なんだかんだで、電車の中は有意義な時間を過ごすことができますね。
さて、そんな時間の中で、関西のとある駅からとある駅にJRを使うことになった時のエピソードを述べます。
多くの乗客の中に車いすに乗った乗客が電車を待っていました
電車に乗るためにホームにて待っていました。ごくごく普通のシーンです。たくさんの乗客もホームで待っています。
私も、スマホを片手に
「早く電車、来ないかなあ」
なんて思いながら、電車を待っていました。
ふと、目線を左に向けると、一人の車いすに乗った30代~40代くらいの男性乗客も電車を待っているようでした。同伴の人もいました。
私としては、さほど気にすることなく再びスマホに目線を移し、その後、電車がホームに到着。
多くの乗客と同じように電車に乗り込み、空いている対面式の席に座りました。
すると、先ほどの車いすの乗客が、JR社員のサポートを受けながら乗車するところを見ることとなりました。
具体的なサポートとしては、電車とホームの間が空いていますが、その間に(鉄?)板をかませて、スムーズに乗れるようにしていました。
乗り込んだことを確認したのち、JR社員は車掌に合図をしたのでしょう。その後、ドアが閉まり、電車は出発しました。
「へえ~ そのようなことをやっているんだ」
私の周りで車いす生活をしている人もいませんし、先ほどのシーンをまじまじと見ることもなかったため、改めて考えさせらる出来事でした。
降りるときってどうするのかな
そんなことを感じつつ、再びスマホに目線を移しました。降りる駅はもう間もなくです。そろそろ降りる準備をし始めました。
「ところで・・・車いすの方が降りるときも、JR社員がサポートするのかな?」
余計なことことですが、そのようにふと考えました。
「ということは、降りるときには、きっとJR社員がそのドア付近に待機しているのかな」
電車が駅に到着した時には、やはり、JR社員がそのドア付近で待っていました。
そして、先ほどの板を電車とホームの間にかませて、車いすの乗客は電車を降りていきました。
さりげない行動ですが、素晴らしい行動
上述の通り、たまたまそのシーンを見ることになったため、素晴らしいなあと感じましたが、でなければ、特段気にすることはありませんでした。
きっと、今までも同じようなシーンが周りにあったんだろうと思います。
ちなみに、ウェブサイトを調べてみると、JRおでかけネットというサイトがありました。
そこには、車いすの方だけでなく、お身体の不自由な方向けのサポート内容が記載されていました。
もちろん、サービスとして展開していることとはいえ、とてもありがたいことですね。
平成28年障害者白書によりますと、高齢化に伴って、身体に障害を持つ方が増えていることがわかります。
このような中において、さまざまな乗客を希望の駅にしっかりとお届けする体制や連携が取れていることに、感服いたしました。
以上、「JR社員の連携による、車いすの方へのさりげない対応が素晴らしい!」でした。