こんにちは
社労士試験に向けて、一日の多くの時間を勉強に充てている方は多いと思います。
さて、先日、社労士試験のペコさんのブログで「ケアレスミスを防ぐ方法②【捨て問を見極める】」の記事を読みました。
「納得!!」というのが、正直な感想です。
その中で、特に、個数問題に対するコメントには大いに共感しました。
私も、苦手の問題でした。
ということもあって、合格年である2016年の個数問題の正解率を検証してみることとしました。
個数問題の正解率は、実に42.9%・・・
2016年は、7問の個数問題が出題されました。そのうちの正解は合計3問。
ということで、正解率は42.9%でした。
詳細については、次の通りです。
労働者災害補償保険法・労働保険徴収法
- Q5・・・×(正しいものはいくつ? 正:3つ、小生回答:2つ・・・残りの1問は×と判断) )
- Q9・・・〇(正しいものはいくつ? 正:1つ、小生回答:1つ・・・完全正解)
雇用保険法・労働保険徴収法
- Q3・・・〇(誤っているものはいくつ? 正:1つ、小生回答:1つ・・・違うものを×と判断。本当は不正解)
- Q10・・・×(誤っているものはいくつ? 正:2つ、小生回答:3つ・・・残りの1問は〇と判断)
労働社会一般
- Q1・・・×(正しいものはいくつ? 正:2つ、小生回答:1つ・・・残りの1問は×と判断)
厚生年金保険法
- Q3・・・×(支給されるものはいくつ? 正:5つ、小生回答:3つ・・・残りの2問は×と判断)
国民年金法
- Q4・・・〇(誤っているものはいくつ? 正:3つ、小生回答:3つ・・・違うものを×と判断。本当は不正解)
ということで、上記の2問が間違っていたとすると、さらに正解率は下がり・・・
実に14.3%
・・・の正解率となってしまいます。
個数問題の唯一のメリットは・・・
全ては結果オーライのコメントになってしまいますが、個数問題のメリットは、
求められた個数さえ当てればよい。
・・・という事です。
ですが、そんなことはわからないですね。
発想を変えて、優先的に解かなくてもよい問題だということを速やかに判断できるということがメリットになるのでしょうね。
ということで、個数問題は飛ばして、確実に答えられる問題を仕留めていくことが賢明でしょう。(残念ながら、私は出題の順番通りに答えていってしまいましたが・・・。)
個別の問題がパッケージ化されたとしても動揺しない!!
普段、過去問を中心に勉強していると思います。
問題一つ一つを理解しようとしながら、理由を添えて〇×を判定しているのではないでしょうか。
しかし、それぞれの問題をまとめてパッケージ化された瞬間に、心に動揺が生まれてしまうのではないでしょうか。
直前期は、残りわずかということもあり、気が張っているため、学びの量・質ともにものすごく伸びる時期です。
この機会を逃さなければ、きっと、どんな問題が出題されようが動揺することなく、自信をもって取り組めるはずです。
是非、ラストスパート頑張っていきましょう!!
以上、「個数問題の正解率は〇〇%!よくよく検証すると△△%でした【2016年社労士資格試験の検証結果】」でした。