こんにちは
先日は、確定拠出年金の取引状況のお知らせが届いたのを機に、運用方針について検討してみたことについて述べました。
ところで、確定拠出年金はどれくらいの人が加入しているのでしょうか。
加入者数や実施事業主数は、右肩上がりで増えている
厚生労働省によりますと、
企業型の加入者数の推移としましては・・・
- 2002年3月末 8.8万人
- 2007年3月末 218.7万人
- 2012年3月末 421.8万人
- 2017年3月末 591.4万人
・・・と大幅に加入者が増えていますね。
やはり、企業側のメリットが大きいことが結果として企業型の加入者増につながっているのでしょうね。
つまり、企業側の運用に対する責任が問われなかったり、掛け金が損金算入されるといったところでしょうか。
まさに、拠出が確定していることの企業側の安心感の表れですね。
ちなみに、企業型年金実施事業主数の推移を見ると
- 2003年9月末 1,522社
- 2007年3月末 8,667社
- 2012年3月末 16,440社
- 2017年3月末 26,228社
・・・とこちらも右肩上がりとなっています。
また、個人型の加入者数も大きく伸ばしています。
- 2002年3月末 0.0万人
- 2007年3月末 8.0万人
- 2012年3月末 13.8万人
- 2017年3月末 43.0万人
法改正によって、2017年1月から対象が現役世代すべてに広がったことが影響しているようです。
今は、株価もじわじわと上がってきているので、なんとなく攻めの商品を選択しがちかもしれません。しかし、元本保証型の商品以外は元本割れする恐れもありますので、商品の特性を理解したり、また、投資教育も行われるはずですので、それを踏まえた適切な商品選択が必須ですね。
以上、「確定拠出年金の加入者数や実施事業主数の増え方がスゴイ!!」でした。
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