こんにちは。
私の年齢は40代。
ということは、以前も記した通り、私の両親はそれなりの年齢になっています。
今は離れて暮らしているのですが、たまに実家に帰ると、両親の老いを感じることが多々あります。
ということで、介護までは至ってはいないのですが、とあるエピソードをご紹介します。
足腰が痛い!!と言っていたことを改めて認識した
とあるタイミングで実家に帰った時のことです。
両親と他愛もない話をしていると・・・
母:「お父さんだけど、先日、浴室で転んでひっくり返ったのよ・・・。」
私:「えっ?転ぶような段差もないし、どうして?」
父:「最近、足が痛くて、なんかの拍子に転んでしまって・・・」
転ぶようなところがないんですが、それでも転んでしまうんですね。ホント怖いです。
そういえば、足が痛い、足が痛いと言っていたことをここで初めて気づくこととなりました。
ということで、浴室でも使える椅子でも購入しようかなと思って、その日は実家を後にしました。
そうだ!介護に関しては地域包括支援センターに相談しよう!!
自宅に帰った後も、父親の足の痛さのことを考える日々が続きました。
そんな時、社労士の勉強で学んだ「地域包括支援センター」のことを思い出しました。
ちなみに、地域包括支援センターは、厚生労働省の資料によりますと・・・
地域住民の心身の健康の保持及び生活の安定のために必要な援助を行うことにより、地域住民の保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支援することを目的として、包括的支援事業等を地域において一体的に実施する役割を担う中核的機関として設置されていて、責任主体は市町村となっています。
・・・ということです。
ちなみに業務内容としては、
- 介護予防ケアマネジメント
- 総合相談・支援
- 権利擁護
- 包括的・継続的ケアマネジメント支援
- 指定介護予防支援事業所として、要支援者のケアマネジメントを実施
・・・です。
で、最初は、母親に電話して、地域包括支援センターの存在とそこに電話をしてみたらと提案して電話を切りました。
そして、数日たって、母親に再度電話し、その後の状況を聞いてみたら・・・なんと電話していないことがわかりました。話によると、よく分からないから・・・だって。
「わかった。じゃあ、俺が電話する!!」
ということで、私が地域包括支援センターへ電話することとなりました。
地域包括支援センターの方はとても親切でした
早速、両親が住んでいる市町村の地域包括支援センターを調べて電話をしました。
私:「あの~。父親が足が痛いと言っており、要介護認定も含めて一度相談に乗ってほしいのですが・・・」
先方:「息子さんですか?それでは、すぐにご両親宅にお電話して、訪問しますので、ご実家の電話番号を・・・」
私:「ありがとうございます。こちらから電話させますので大丈夫です。それにしても、結構なスピード感で動いていただけるのですね?どこの地域包括支援センターでも同じような動きをしていただけるのですか?」
先方:「市町村によって異なると思いますが、基本は早めの対応をされると思いますよ」
担当していただいた方は、社会福祉士の方でしたが、とても頼りになる、しっかりとした方と感じました。すぐに、電話を切って、母親に電話し、すぐに電話してもらいました。
あとで、母親からメールがあり、〇日に訪問することとなったと連絡がありました。
結果としては介護に関する市町村認定はされませんでしたが、今後地域包括支援センターへ相談すべきであると分かったと思います
その後、社会福祉士が実家に訪問したうえで、父親がいろいろとヒアリングを受けたようで、結果としては認定されるレベルではなかったようです。
でも、なにか、体に関する不自由なことがあった時には、そこに相談すればよいという流れができたかなと思います。
介護が必要になった原因
内閣府の平成28年版高齢社会白書(全体版)によりますと、高齢者の健康・福祉要介護者等について、介護が必要になった主な原因についてみると、「脳血管疾患」が17.2%と最も多く、次いで、「認知症」16.4%、「高齢による衰弱」13.9%、「関節疾患」11.0%となっています。
男性の「脳血管疾患」が26.3%と特に多くなっています。
(出典:平成28年版高齢社会白書より)
病気で突然、介護が必要になるということもあろうかと思います。
ということで、日ごろからそのようなことを意識したいものですね。
以上、「年老いた親に介護が必要かも?と思ったときは、〇〇に相談を!!」でした。