こんにちは。
先日は、社労士試験での蜃気楼を払しょくする方法を述べました。
確実に問題を解いていくためには・・・
設問で何を聞かれているのか(正しいものを選ぶのか、間違っているものを選ぶのか・・・)をしっかりと理解すること
・・・がものすごく重要ですね。
こんなに当たり前のことなのに、あの限られた時間の中で膨大な数の問題を読んでいくうちに、なんだか蜃気楼が出てきてしまうので、とにかく印をつけてかき消してください!!
ところで、正誤の順番に法則性はあるのか??
2016年の択一式試験問題について、正誤の並びについて確認してみました。
表の見方としては、例えば、【正正】と記載があれば、前問が「正しいもの」を聞いている問題で、今の問題も「正しいもの」を聞いている問題として表記しています。そして、その個数をまとめました。
トータルで言うと、おおむねバランスが良い状態となっているようです。ただし、科目ごとに見てみると、ばらつきがあるのがわかります。
また、2015年、2014年と比較すると合計での傾向としては大きく違っているようですね。
2014年については、誤→誤が最も比率が高い状況でした。
そして、2015年については、正→正の問題が少なくなった感じでしょうか。
いずれにしましても、5回連続での同じような質問はなさそうですね。
誤誤誤誤→正は要注意!!
2016年の労災保険では問1~問4までが「誤っているもの」を聞いていました。そして、問5で「正しいもの(ちなみに個数問題)」を聞いてきました。
ということで、仮にぼーっと問題を流し読みしていると、誤っているものを問5で選んでしまう恐れがあります。
ということから、上述の通り、しっかりと印をつけて、この問題は何を聞いているのかを腹に落としてから問題を解くようにしましょう。
社労士試験問題をよく読まずに解答してしまうと、とてつもなく後悔する・・・
サラッと設問を読んで、認識違いのまま解答してしまった。そして、帰宅後、答え合わせをすると、「しまった!!」となります。
明らかにわからない設問であればあきらめもつきますが、こういうケアレスミスで1点を落としてしまうと、私も経験しましたが、何とも言えない気持ちになります。ボーダーラインだった場合は特にそうですね。
以前も述べました通り、そうすると、合格発表までの2.5か月は地獄です!!
いずれにしましても、後悔しないように万全な状態で社労士試験に臨みましょう!!
以上、「誤誤誤誤→正の設問には注意!!【社労士試験で蜃気楼を見ないために】」でした。