自動販売機といっても、販売してくれない時がある【返金時の対応例】

こんにちは。
最近はホント暑いですね。
暑いということは、アイスコーヒーをはじめとした冷たいドリンクをついつい購入してしまいます。
そんな中でのとあるエピソードをお話しします。
ボタンを押しても出ない!!
先日、自動車を運転中に、どうしてものどが渇いてしまい、近くの自販機でスポーツ飲料を購入することになりました。
次のアポイントもあったため、ちょっと焦りぎみでの購入です。細かいお金がなかったため、多めに投金しました。
そして、希望の飲料のボタンを押したんですね。次のアポのことを考えながら・・・。
すると、出ないんです。スポーツ飲料が・・・。
「あれっ?確か押したと思ったのに・・・」
で、そのまま、おつりが出てきたんですね。
「うっ?おつりが出て、飲料が出ない・・・」
ひょっとして、取り出し口に引っかかっているのかなと思って、覗いてみたものの、やっぱりないです。。。
上述の通り、結構急いでいることもあったため、隣の自販機で、スポーツ飲料を購入。百円少しならまあいいかなと思いながら、自販機を眺めてみると、問い合わせ先の記載がありました。
そこで、それをメモしたうえで、一旦は車を進めることとしました。
アポを済ませた後、問い合わせ先に電話してみる
アポイントを済ませた後、問い合わせ先に電話してみました。
「自販機番号をお知らせください」とオペレータの声。
問い合わせ先の周りに記載された自販機番号を伝え、状況を伝えました。
すると、
「それでは、自販機を調査した後、担当から連絡させますね。その後、ご返金いたします。」
とのことでした。なんだか申し訳ないかなと思いました。
担当者から連絡あり
少し経ってから、担当者から連絡がありました。
自販機の状況を調べて返金しますという回答でした。
そして、数日経って、また連絡がありました。
「自販機を調査したところ、確かに、入金額と本数との差がありましたので、間違いなく、自販機の不調でした。大変申し訳ありませんでした。返金させていただきます」
とのことでした。
詳細を聞いてみると、以前は結構な割合でそのような事象があったようですが、今ではほとんどないですが、本当にごくまれに入金しても商品が出ない場合があるそうです。
私:「すいません。こんな小さな金額で電話してしまい・・・。」
担当:「いえいえ。むしろ、ご申告してもらったほうがありがたいです。というのも、自販機に飲料を補充するときに、当然ですが、お金と数量の差を確認するんです。その際、差があるとその理由を調査する必要があるんです。ということから、今回の差がわかったことは、本当にありがたいことです」
そうなんですね・・・。ということで、大した金額ではなかったですが、よかったです。
自販機台数を調べてみました
ちなみに、自販機がどれくらいあるのかを少し調べてみました。
一般社団法人日本自動販売システム機械工業会によりますと、飲料自動販売機は2016年12月調査で2,474,600台だそうです。結構な台数ですね。確かに、道路、オフィス、駅・・・とありとあらゆる場所にあるようなイメージですね。
また、飲料自動販売機以外にも、両替機や自動ロッカー、たばこ自販機などなどもあり、合計で4,900千台ほどが設置されているようです。
また、売上額もすごくて、4.7兆円とものすごい売り上げがありますね。ということからもお分かりの通り、自販機の浸透度合いはハンパない状況です。
ただ、2016 年(1 ~ 12 月)に自販機及び自動サービス機により販売・提供された商品・サービスの年間売上金額(年間自販金額)は、前年より 3.0%の減少。
主力の飲料自販機分野では、天候不良、コンビニ・コーヒーとの競合等が影響し、パーマシン(1 台当りの売上)が減少したため、年間自販金額も同様の推
移となり、また、たばこ自販機分野では、喫煙人口の減少、不採算ロケーショ
ンからの自販機撤去など複数の要因が重なり、18.1%減となったそうです。
自販機の新たな取り組み
ダイドードリンコは、ホットペッパーと組んで、自販機の周辺の飲食店などの情報を配信するサービスを始めるようです。なかなか面白い取り組みですね。
電源もあるので、IOTには適していますし、台数も多数あるので、きめ細やかなサービスも展開できそうですね。
ということで、新たな自販機戦略を意識しながら、引き続き見ていきたいと思います。
以上、「自動販売機といっても、販売してくれない時がある【返金時の対応例】」でした。