レビュー(評価)社労士試験

ソニー生命元社員の不正に関する会社側対応方法に疑問【週刊ダイヤモンド記事を見て】

こんにちは。

先日、ソニー生命社員が顧客から金銭を詐取したとの話を述べました。

金銭の詐取ってやっぱりあるんですね【ソニー生命からの案内文を見て】

 

そして、その後、週刊ダイヤモンド2017/10/14号にて、「営業所長が1億円超の詐取 ソニー生命の残念過ぎる体質」という記事が出て、私はその記事を見ました。

 

出社停止させないんだ~

ソニー生命のプレスリリースや顧客あてに送られてきた案内文には記載されていない内容が綴られており、興味深く読みました。

その中で、記事の中で共感する部分がありました。

「・・・同社が社内調査を始めた4月から同社員が自主退職した5月末までの間、本人を出社させていたこと。・・・顧客への不正行為が疑われる場合は、社外でヒアリングを行い、本人は出社させないのが鉄則だ。・・・同社員は不正発覚後も「部下に指示をするなど一部業務をしていたことがある」といい・・・」

「へえ~出社停止させないんだ~」

と率直に思いました。

詐取

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経験上、疑いがかかった社員には出社停止を命じていましたから・・・。

 

モデル就業規則にもそれらしい根拠規定がありますね

厚生労働省が提示しているモデル就業規則には、休職に関する規定例を示していますね。

第9条 労働者が、次のいずれかに該当するときは、所定の期間休職とする。
① 業務外の傷病による欠勤が〇か月を超え、なお療養を継続する必要があるた
め勤務できないとき・・・〇年以内
② 前号のほか、特別な事情があり休職させることが適当と認められるとき・・・必要な期間
2 休職期間中に休職事由が消滅したときは、原則として元の職務に復帰させる。ただし、元の職務に復帰させることが困難又は不適当な場合には、他の職務に就かせることがある。
3 第1項第1号により休職し、休職期間が満了してもなお傷病が治癒せず就業が困難な場合は、休職期間の満了をもって退職とする。

【第9条 休職】
1 休職とは、業務外での疾病等主に労働者側の個人的事情により相当長期間にわたり就労を期待し得ない場合に、労働者としての身分を保有したまま一定期間就労義務を免除する特別な扱いをいいます。なお、本条第1項第2号の「特別な事情」には、公職への就任や刑事事件で起訴された場合等がそれに当たります。

で、出社停止にする場合に、その賃金を労働者に支払うかどうかポイントになってきます。

状況によりますが、休業手当を支給すべきと考えるのが一般的でしょう。

休業手当は労働基準法第26条で規定されています。

第二十六条 使用者の責に帰すべき事由による休業の場合においては、使用者は、休業期間中当該労働者に、その平均賃金の百分の六十以上の手当を支払わなければならない。

 

いずれにしましても、いろいろな事情があったんでしょうが、なぜ、当該社員を出社停止にさせなかったのかが疑問です。(本社のしかるべき部門に情報が伝わっていなかった?!)

まあ、とにかく、こういうことが起きないようにすることが第一優先ですので、しっかりと教育や環境整備をしてもらいたいものです。

 

以上、「ソニー生命元社員の不正に関する会社側対応方法に疑問【週刊ダイヤモンド記事を見て】」でした。

 

 

 

 

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ソニー生命元社員の不正に関する会社側対応方法に疑問【週刊ダイヤモンド記事を見て】” への2件のフィードバック

  1. 出社させることで監視下に置く、という視点でとらえてください。
    端的に言えば、「外回りの営業職員」なので、「出社=業務」ではないのです。
    出社させて、何もさせない、あるいは、詳細な事情を説明させる、という適切な対応だと思われます。

    1. お世話になります。コメントありがとうございます。確かにそういう考えはありますね。ただ、何もさせないと、まわりの社員への影響(士気の低下)もあるのかなと思います。「あの人、出社しているのに何もしない(何もさせてもらえない)」・・・等。また、隠ぺい工作(例えばメールの消去や横領品の廃棄など)も出社していると可能性があるのかなと。いずれにしても、悪いことをしない、させない雰囲気や仕組みが重要だと思われます。

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