厚生年金保険料率が上がっているのをすっかり忘れていました。

こんにちは。
先日、新聞で厚生年金保険料の料率が引き上がり上限に達した云々という記事を見ました。
それに関連した職務に従事していた時は、それなりに気にしていましたし、もちろん、社労士試験勉強をしていた時もそうでした。
しかし、そういうことから離れてしまうと、一気に意識が希薄になりますね・・・。
徴収側からすれば、素晴らしい制度
ちなみに、厚生年金保険料の料率が上がったということについて、職場で話題に上ったことは全くないです。
まあ、毎月の給料明細をしっかり見る人はあまりいないですし(と私は思っていますし)、実は、給料明細をしっかりと見れる人ってそんなにいないんじゃないかなあって思います。(例えば、介護保険料が徴収されているけど、徴収される基準って??とか。もちろん、入社時のオリエンテーションでは説明されるのですが・・・。)
先般も述べましたとおり、定期的に配られる「健保だより」もしっかり見ることもほとんどないですが、実は、制度が変わることの告知がされていたりするんですよね。
普段見ない「健保だより」を見てみた【日経ビジネス また負担増、苦境深まる健保組合を読んだことを機に】
ということで、結局、厚生年金保険料が値上がりしたと感じることなく徴収されているって感じです。
消費税増税に対する意識とは全く違う感じですね。
厚生年金保険料の料率の推移を見てみると
厚生労働省のホームページ「【別添】厚生年金保険料率の引上げが終了します(PDF:846KB)」を見てみると、料率の推移が載ってました。
平成16年9月 13.58%→労働者負担6.79%
平成29年9月 18.30%→労働者負担9.15%
13年で労働者の負担割合は2.36p上昇。引き上げ前に比べて約35%上昇したことになります。
時代が時代なだけに、料率の引き上げは仕方がないと感じます。是非ともきちんと使っていただきたいと思います。
いずれにしても、折角、社労士試験も合格しましたし、そのような職務にも就いていたということから、主体的に啓もう活動を行うことも必要なのかなと思います。
以上、「厚生年金保険料率が上がっているのをすっかり忘れていました。」でした。