2021年度社労士試験選択式労一科目を見て思うこと

2021年度社労士試験受験、誠にお疲れさまでした。
毎年のことですが、試験直後に、SNS上には、「選択労一やられた!」「労一のみ割れ~」といった悲痛な声を目にしていましたので、一体どんな問題なのかと思っていました。
昨日、試験問題がアップされましたので、早速、労一選択式問題を見てみましたが・・・えっーーーて感じです。

特に、就職氷河期世代の年代を選ばせるなんて・・・やられた!と思うのもわかります。
「そこを抜くの??マジで?」
と私が受験生なら、間違いなく叫んでいます。
で、選択肢を見てみると・・・
①25以上-50未満 ②30以上-60未満 ③35以上-50未満 ④35以上-55未満
・・・。
まあ、①と②はないと即断します。①の25歳は下げすぎだし、②の60も上げすぎ・・・。
となると、③か④に絞れます。
ここからですが、私が、受験生だったら間違いなく③を選びます。
理由は、職務経験からであります。
というのも、若い時期(1990年代後半~2000年代前半)に、新卒採用に従事しており、
その期間は新卒採用数もかなり絞っていました。
ということもあり、そこから逆算すると、上は50歳付近ということになり、だから、③!となるわけです。
その勢いで、各種団体の解答をみましたが、④の55歳未満だって??
冗談じゃない!!
ウィキペディアでも1993-2005年卒が該当するって書いてあるじゃん・・・!?
うっ?
ちょっと待てよ。
1993年卒というと、1970年生まれ。
2020年でちょうど50歳。
事務連絡によると、令和5年3月末までの期限ということで、
その人たちが、期限年度で、53歳・・・だから、50歳未満ではなくて、55歳未満となるの??
う~ん。
なんだか、よくわからない・・・。
色々述べましたが、労一選択式問題(だけではなくて、選択肢)のいやらしさも、残念ながら社労士試験の特徴です。
広く浅くまんべんなく・・・というのが結局、労一対策になるということですかね。納得感はありませんが・・・。